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ご質問
今年からマル扶の申告書が変わっていますが、確認する際の注意点を教えてください。

回答
 所得税や住民税の改正により、平成23年分の扶養控除等申告書(マル扶)が従前のものと相違しています。すでに1月当時に従業員の方たちから提出を受け、確認済みだと思いますが、上記改正に伴う変更点、特に、年少扶養親族に関して、記載する場所が変更されていますので、確認に注意を要します。

  具体的には、年少扶養親族がいる場合には、「B 控除対象扶養親族」欄に氏名等を記載する必要はなく、住民税に関する事項に記載します。
  もし、年少扶養親族が障害者に該当する場合には、他の扶養親族(控除対象扶養親族)と同様に「C 障害者、寡婦、寡夫又は勤労学生」の欄に○をつけ、( )内に人数を記載します。年少扶養親族の扶養控除は廃止されても、扶養親族であることには変わりありませんので、記載を間違われないように注意してください。
  また、特定扶養親族欄に○を付すべきなのは、平成23年分であれば、昭和64年1月2日〜平成5年1月1日生まれの控除対象扶養親族となります。16歳以上19歳未満で○を付していれば誤りです。生年月日を見て正しいかどうか判断しましょう。
 
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