[相談]
A社の株式(上場株式等)を保有しており、第X期(平成22年10月1日〜平成23年9月30日)の期末配当金を受け取りました。いつの日付でその収入の帰属する年を判断すればよいのでしょうか?
A社:9月決算法人
期末配当金計算書に記載されている支払確定日:平成23年12月20日
実際に配当金を受け取りにいった日:平成24年1月30日
[回答]
剰余金の配当金の収入計上時期は、株主総会、その他正当な権限を有する機関においてその配当等の効力を生ずる日、つまり、決議等があった日とされています。(所基通36-4)
ご質問の場合、株主総会等の決議された日である支払確定日、すなわち平成23年12月20日が収入の計上時期となり、平成23年分の配当所得となります。
平成24年1月30日の実際に受け取った年とズレが生じますので、注意が必要です。